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『髪は皮膚の表層部にある表皮が変化して出来たものと考えられている』というのは既にお話しした通りです。

髪の毛も肌と同じようにどれだけ外側のケアをしても、新しく髪の毛をつくる栄養が足りなければ健康な髪にする事は出来ません

今回は綺麗な髪をつくるために一番に摂って欲しい栄養素についてお伝えしていきますね。

髪の毛の主成分はタンパク質

髪の毛や皮膚がタンパク質でできている事はご存知の方も多いと思います。なので、食事でもタンパク質の摂取にポイントがあると言えそうですね。

タンパク質はアミノ酸がたくさんつながってできた物質の事をいいます。

ご飯粒がたくさんくっついて大きな塊になると、『ご飯粒の塊』ではなく『おにぎり』というふうに呼び方が変わりますよね?

そのおにぎりがタンパク質、ご飯粒がアミノ酸だと考えて頂くと解かりやすいと思います。

おにぎりもバラバラになるとご飯粒になるように、タンパク質も分解するとアミノ酸になるんです。

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アミノ酸の種類

そのタンパク質のもととなるアミノ酸には種類があるのはご存知でしょうか?

実は、アミノ酸は地球上に約20種類ほど存在しています。

そしてアミノ酸の種類やつながりの組み合わせなどで、無数といえるほどいろいろなタンパク質ができるのです。

身体を構成するタンパク質だけでも、なんと約10万種類もあるといわれています。

でも、すべてのタンパク質は分解すれば約20種類のアミノ酸になってしまいます。

特に摂取して欲しいアミノ酸は?

僕たちはタンパク質を毎日の食事の中で摂取していますよね。

例えば大豆や肉類、牛乳や卵といったものが代表的なタンパク質を多く含む食物です。

こういったタンパク質を胃腸で消化しアミノ酸のレベルまで分解され、血液に取り込んで身体の各所に運んでいきます。

そして、このアミノ酸を原料に、皮膚や筋肉、毛などをつくっています。

ちなみに、日本人の髪の毛は約10万本。

毎日0.4mm伸びるとすると、髪の毛だけで1日に40mもの長さをつくっていることになります。

そう考えるとちょっと驚きますよね。

髪の毛や皮膚を構成しているケラチン(タンパク質)をつくるには、約20種類のアミノ酸全てを必要とするので、良質なタンパク質をバランス良く摂取する必要があります

なので、どんなに代謝の良い方でも蛋白源が不足すると栄養が行き渡らず、健康な皮膚や髪の毛ができなくなってしまうので注意して下さいね。

毛髪ケラチンに必要なアミノ酸

毛髪ケラチンはアミノ酸の中でもシスチンが多く使われてできているので、綺麗な髪にしていくためにもシスチンは欠かせない栄養素のひとつです。

ですが、食品から摂取できるシスチンの量は少ししかありません

ではどうすればいいのか?

人間には、体内でアミノ酸を素に別のアミノ酸に作り替える働きもあるのですが、
どうしても食物からしか得られないアミノ酸があり、これを必須アミノ酸といいます。

そのひとつにメチオニンというアミノ酸があるのですが、これがシスチンの原料となってくれます。

質の良いケラチンをつくるには、メチオニンが多い物を食べる事を心掛けるといいでしょう。

今日食べたものが数ヶ月後のあなたの髪になる!

いかがだったでしょうか?

髪の毛を形成しているのはケラチンというタンパク質で、さらにそのケラチンはシスチンというアミノ酸を多く含んでいるんですね。

綺麗な髪を育むためにもシスチンと、その素となるメチオニンが多いものを取るようにしましょうね。

シスチンとメチオニンについてはまた詳しく解説していきます。

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ISHIKAWA

ISHIKAWA

スタイリストBEBE hair下北沢
石川周平(いしかわしゅうへい)。ダメージレスな施術に定評がある。お客様の悩みに合わせて最適なカラー選定やパーマのニュアンスを作るのが得意。その安定した技術力から高いリピート率を誇っている。